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交差点での衝突による負傷事故の事例(後遺症14級)

左方から交差点方向へ優先道路を進行中の被害者運転の車両に,交差点内に進行する前に一時停止せず,交差点に進入し,衝突させ,腰部打撲,左急性感音難聴び傷害を負わせた事例(後遺症14級)
 
訴訟提起をした事案です。

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平均聴力レベル77.5デシベル程度の強い感音になったことを根拠に,算定機構の認定なくして,脳幹反応聴力検査の結果及び医師に対する書面尋問の結果に基づき14級の後遺障害認定がなされました。
ただし,労働能力喪失期間について,7年間に限定されました。
 
被害者は,上記耳の治療のためにステロイド剤を投与されていたため,後日妊娠が発覚したため,子供へのステロイド剤の影響をおそれて,妊娠を中絶されたという事案でした。
そのため,胎児死亡の慰謝料を150万請求したところ,妊娠した時期が事故後と考えられることを勘案して100万円が認められました。
 
過失相殺の割合について,保険会社側は,被害者が6割,加害者が4割と主張していましたが,判決では,被害者が2割,加害者が8割の過失割合とされました(こちらの請求額の8割が認められたという結果です)。
 
事故時に妊娠中である場合には,胎児死亡の慰謝料として150万円相当を認めた裁判例が存在しています(例えば,静岡地裁沼津支部判決平成7年10月27日自保ジャーナル1196号,大阪地判平成8年5月31日自保ジャーナル1131号など)。

訴訟前の保険会社の提示額は約45万円ですが,判決の認容額は約355万円でした(310万円のアップ)。

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